
溜まったゴミをリサイクルする。

たまにはカフェへ行ってみる。
随分エイリアン率が高くなった。
ここにいるエイリアン達は主にハンターの子孫だ。
かなりエイリアン率が高くなっているので、
これ以上ハンターが手を加えるのはやめておく。
同一の遺伝子が一つの地域を支配する未来はとても暗い物だからだ。
ハンターの母星がそうであったように。

自宅へ戻って植物を収穫する。

食用昆虫をGETする。

またゴミ箱へ飛び込む。
何かいい物が入手できたら、自宅の物と入れ替えよう。

自宅に戻って溜まったゴミをリサイクル。

またカフェへ出かけてみた。
ここは、エイリアン率がどれくらい高くなっているのかを観るのにちょうどいい。
バリスタもお客も、老若男女ともにエイリアンだ。
このくらいの効果が出れば満点以上だろう。


もっともハンターの母星のエイリアン達と違って、
この星で生まれたエイリアンは短命のようだ。
ハンターの子孫であるハズなのに、もうすでにシニアになっている者すらいる。
思ったよりもハンターの血が薄まるのも早いかもしれない。

カフェの外の椅子に座って、子孫達の様子を見ながらハンターは思う。
自分の役割は果たした、と。
いつか母星から仲間達がやってきた時に、
当面の間は絶滅の心配がないことに安堵するだろう。
シグザム星のエイリアン達は、この星でも普通の寿命で生きていけるようなので、
子孫達がシグザムのエイリアン達との間に子孫を成したら、寿命問題も解決する。
ともあれ、今は役目が果たせたことを喜ぶことにしよう。

自宅へ戻ったハンター。
これから一度母星へ戻って、他の仲間を連れて来るつもりだ。
そして仲間達にもこの星を足掛かりに、さらに環境のいい星を探してもらう。
ハンターの侵略の野望はまだまだ止まらないようだ。
それはこの後もずっと続くのだろう。
この星系がすべてエイリアンに満たされるまで。
END
エイリアンテイクオーバー(1)の記事はこちらから↓